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諸行無常。

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    ちゃんとした日本沈没とブレイブストーリーの感想、書く。
    見たくない人も居るだろうから、ここから先はマウスドラックしてください。




    《日本沈没》の感想

    日本が沈没していくさまは、CGとは言えども圧巻でした。
    これがシアターライド(テーマパークやセガアミューズメントである、風景見ながら客席が動くヤツ)だったら、もっとスゲーんだろうけど(震度7やら、8とか、グラグラしすぎて吐くかもな)。
    九州在住なので、北海道(大雪山)の次に爆発が起こるのは熊本(阿蘇)なんだけど、それ観ていて、熊本の住民はツレェよな~とか思ってたが、日本全景(衛星から日本を見た画)を観たときにゃ~
    ああ、、、、(熊本から遠く離れてる)◎◎(ワシの住んでいる所)も、沈んでらぁ~・・・
    と、違う意味で切なかった。

    小野寺(剛)はね、優しいんだけど、始めは結構ドライなヤツで、
    日本が一年以内に沈むって分かった時から、一緒にイギリス行こう(様は、日本脱出しよう)って玲子(柴咲)に言うから、なんだかな~・・・と思ったですよ。

    その点、結城(及川)さんは逆なの。
    たとえ自分が死んでも、守りたい家族のために、日本沈没阻止の計画に参加する(と、思ってたけど、パンフレット読んでたら結城さんはまさか自分が死ぬとは思っていなかったようで・・・)。
    たぶん、小野寺との対象として描かれているんだろうけど。

    玲子の『私には助けたいヒトが居る。自分ひとりだけが幸せにはなれない。』っていうコトバに(彼女はハイパーレスキュー隊員でもあるから)
    小野寺は『キレイゴト言うな』って反発するんだけど
    ヒトは、、、人間は一人では生きていけないし、幸せにもなれない よね
    確かに。
    小野寺は玲子がその大切な存在であることに気づいて、日本沈没阻止の計画に参加することを決めた後、玲子の所(救助活動してる人たちのテント)に行って、自分の想いを伝えに行くんだが・・・
    彼の「決意」は逢いに行った後に、描かれているのね。

    彼の決意を知れば、想いを伝えに行ったあのシーンが物凄く切ないんだよね。
    だから玲子に「抱いて」と言われても、小野寺は「イギリスに来て幸せになってから」って泣きながらやんわりと拒否するのよ。
    自分が死ぬことを覚悟しているから、彼女は抱けなかったんだよね。きっと。
    彼女がその後の人生をツラク思うから。彼女が過去の辛い経験を踏まえても尚、自分を好きだと言ってくれた、その言葉だけで、彼には十分だったのかもしれない。

    だから最後に小野寺は
    『オレにも守りたいヒトが居ます。奇跡は起きます。起こしてみせます!』って言って、日本沈没阻止計画に参加するもの。


    大切な守りたいヒト(家族とか恋人とか友人とか)が居て、それを助けてあげられる立場に自分が居たら、守ってあげたい とは思う。。。
    自分がそう思うようになったのは、自分の家族(両親)が抗えないコト(やがて死に至る病)になってからなんだけど。
    救ってはあげられないとしても、傍に居てその痛みを和らげることは出来るんじゃないか?と。
    そう思うようになった今だから、玲子や小野寺のセリフは分かる(ような気がする)
    もしも、自分の今がそうじゃなかったら、どうなるか分からない未来でも、その先があるのなら、今のこの痛みから逃げるかも知れない(ってか、逃げようとするだろう)。


    未来の見えない今、それでも、その先の奇跡を信じて、守る。守ろうとする。

    っていう意味では・・・




    《ブレイブストーリー》の感想

    ワタルも同じような決断をします。最後は、ね。
    ただ、彼は死なない。死してまでは守ってない。
    ま、、、、11歳の少年が死を覚悟してまで守るっていうのは、それこそヘビー過ぎるが。

    ワタルは、家族の離散(両親の離婚)を元に戻すため傷ついたお母さんを助けるため、
    ミツルは、一家心中で犠牲になった(父親に殺された)妹を生き返らせるため、
    彼らの辛い過去(自分の身に起こった悲しい現実)を変えるために、願いをひとつだけ叶えてくれる女神が居るという幻界(ビジョン)に旅立っていくんだけど。。。

    その初め想いを最後まで貫きとうそうとしたのがミツル。
    過去を受け入れて、それでも尚、未来を信じたのがワタル。

    ミツルは、最初から最後まで、一人で幻界の街や人々を傷つけて(殺して)、仕舞いには幻界まで滅ぼそうとして冒険の旅を行ったけど、
    ワタルは、幻界の世界での人たちと触れ合いを通じ、助け合って冒険のたびをしていくことで、それに気づく。
    他人と関わる事で、大切なコトに気づけたのね。
    そういう意味では、ミツルって不幸なんだよね。
    過去に起きてるコトも踏まえると、ミツルはワタルよりも不幸な立場に居ると思う。一人だった。ずっと、彼は一人だった(と、思い込んで自分の願いのために突き進んで行った)
    簡単に言えば、「可哀想」な少年であるとも言えるんじゃないだろうか。

    ただ、幻界での冒険を終えたあとの現世では、ミツルは生き返ってる(正確には、死んでないのか?)。妹も含めて(ん?これじゃ、過去も変わってるな。やっぱ生き返ってるのか)

    ワタルは『魔族を滅ぼして、(幻界を含む)僕たちに未来を!』って言って、願いを叶えてもらうから。
    その『僕たち』には、一家心中する前の自分の状況や幻界での自分の犯した罪を認めて悔いたから、ミツルも含まれているんだと思ったけどね。。。

    生きていくうえで、喜びがある限り悲しみがあり、幸せがある限り不幸がある。
    それとどう向き合うかで、未来は変わる(未来そのものが変わるんじゃなくて、自分の感じ方が変わるのか?な)。


    どちらの映画も「大切なものを守った」
    小野寺もワタルも、最後には大切なものを守った

    先のことは分からない
    悲しい過去もその記憶も消えたりはしない
    けど、未来を信じてる
    誰かと一緒にいることで尚一層、未来を信じて生きてゆこうとする。
    そうしようと思うかどうかは「心」で決まるんじゃないかと。
    大切な人、守りたいものが自分自身の心の中で、どう存在しているのか・・・その心で、今の自分の事象(立場、状態etc.)と向き合う方法で、自分やその周りの人たちの手で作り出した「明日=未来」が決まるんじゃないかと。

    過去を含む今が辛くても、未来を信じて、生きる。
    家族も好きな人も友達も含む大切な人に、そうあってほしいと願う。
    明日っていう希望は、捨てちゃダメなんだよ。
    「(幸せな未来が)きっとある」ってそう思うことが、そう思って生きていくことが明日につながるんだよ、きっと・・・

    ワシは、、、そう思ってる。
    この映画を観て、尚、そう思った。
    だから、ヨカッタよ。
    時間も¥も無駄ではない、いい映画だと思いました。
    日本沈没、もう一回、見ちゃおうかなw

    (>(Д)<)ゝ”以上!感想報告、終っ!

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